保護者面談でよく聞く言葉トップ3の常連に「もっと褒めないととは思っているけど、ほんとに褒めるところがないんです…」です。

これは実は簡単に解決できます。

それは褒める基準を下げればいいんです。 つまり、こんなのできて当たり前を当たり前ではなく、できてえらいとしてしまえばいいんです!

塾では、授業時間までに来れたら、「時間通りに来れてえらいね!」と褒めています。そんなの当たり前だと思いましたか? でも、子どもたちは、朝7:00に起きて学校の開始時間に間に合うように家を出て、6時間授業を受けて、その後クラブをして、クタクタで帰って、急いでご飯を食べたり、シャワーを浴びたり準備をして、夜、塾の開始時間に間に合うように来てくれているのです。
これは褒めるに値します!

お金を払っているのだから当然だ。と言ってしまえばそうですが、視点を変えれば、頑張っているなと思えるでしょう。

宿題をしてくることも、当たり前ではなく、頑張ったんです!朝、起きて挨拶ができるのも、家族が気持ちよく過ごすために大切なことで、それができるのはえらいことです!お手伝いをするのも、家族のため人のために役に立つありがたいことです!

何事も当たり前と思っていると、褒めることもないし、できていないところに目がつきますが、子どもを褒める機会をつくろうとすることで子どものできているところに目が行くようになりますね!そしてたくさん褒めるようにしてあげてください。